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工業組合概要

理事長挨拶

ーホームページ開設にあたりー
 
香川県生コンクリート工業組合
理事長  松永 雪夫
 
 平成28年度の生コンクリートの出荷量は、全国的に前年度を下回ることが想定されています。香川県でもここ数年来80万m3前後で推移しており、減少傾向が継続するのではと危惧しています。瀬戸大橋建設当時の年間200万m3超の出荷量が夢のようです。
 
 さて、香川県生コンクリート工業組合は本年で設立45年目となりました。この間、第1次から第3次までの構造改善事業により生コン会館の建設など業界の近代化に向けて取り組んで参りました。技術的活動としては海砂の代替骨材についての検討、豊島溶融スラグ細骨材のコンクリートへの適用に関する研究など香川県土木行政に対し積極的に協力して参りました。さらに,香川県との技術懇談会を毎年開催し、その時々の諸問題について対応しています。
 
 また、品質管理監査制度により組合員工場の品質管理力のレベルアップを図っています。本制度は欠陥生コン事件に対し業界が自助努力により昭和50年代に全国に拡がりました。さらに平成7年に産学官により構成された全国生コンクリート品質管理監査会議が設立され全国統一の監査基準を策定し、平成9年に公平性・中立性をより確保した全国統一品質管理監査制度が実質的にスタートしました。本県では、平成10年に香川県生コンクリート品質管理監査会議が設立され、これまで工場名と減点数の公表、あるいは全国に先駆け加点評価方式等による優良工場表彰制度を構築するなど本制度の有効性をさらに向上させるよう努めてきているところであり、今後も本制度のさらなる充実に積極的に取り組む所存です。
 
 当工業組合では青年部を平成18年に設立し、柔軟な考え方で経済的・技術的課題に対応しています。現在、高齢化が社会的問題となっていますが、若者の雇用、女性の進出などについても斬新な方策を青年部に期待しています。
 
 生コンの品質管理には試験が必要です。試験には適切性が求められ、さらに中立性が担保できる第3者的な立場での試験が求められます。そのため、当工業組合では平成15年に技術試験センターを設立し、全国生コンクリート工業組合連合会の81番目の認定試験場として活動してきています。これまで、JIS A 5308およびJIS Q 1011において要求される項目で、生コン工場では対応できない試験を重点的に受託しています。また、技術委員会の研究テーマへの積極的協力、および研修会への講師派遣など組合員工場の技術力向上および活性化に寄与したと思っています。これからもさらに積極的に活動する所存です。
 
 このように設立当初と比べ、技術的活動は広範囲になっていますので、本活動に関する情報を迅速に発信することが重要と考え、このたび新たにホームページを開設することになりました。
 つきましては、組合員工場および関係各位の方々の利便性の向上、組合員工場間の情報の共有、さらに組合員工場の技術力の活性化を図りたいと思いますので、ご活用いただければと存じます。
 
平成29年3月

組合概要

名称香川県生コンクリート工業組合
所在地〒760-0002 香川県高松市茜町28番40号
理事長松永 雪夫
設立年月日昭和48年6月13日
TEL087-861-7452
FAX087-861-7453
出資金145万円(出資1口5万円)
組合員数25社(29工場)
事業内容
・生コン製造業に関する指導・教育
・生コン製造業に関する情報・資料の収集及び提供
・生コン製造業に関する調査研究
・生コンの品質管理監査の充実・強化
・共同施設の設置・生コンの共同検査
・新商品・新技術の研究開発及び需要の開拓
・組合員の福利厚生事業
・関係行政機関・学術機関・団体・業界との連携・協調

組織図

役員名簿

役 職 氏 名 所 属 協 組
理事長 松永 雪夫
株式会社 協和生コン
西部
副理事長 真部 知典
多和コンクリート 株式会社
東サヌキ
重光 栄治
香川トクヤマ 株式会社
東部
丹生 兼宏
富丘コンクリート 株式会社
小豆
川崎 隆三郎
讃和生コンクリート 株式会社
三豊
理事浅田 耕祐
アサノ五色台工業 株式会社
東部
橋本 勉
株式会社 協和生コン
西部
専務理事 古田 満広
員 外
監事谷口 浩平
谷口生コンクリート 株式会社
東部
二神 英利
株式会社 綾歌生コンクリート工業所
西部

各種 委員会名簿(H29年5月 現在)

協同組合の紹介

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